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5月は誕生日でした。

息子の誕生日は5月です。
もう過ぎてしまいました。
生きていれば、27歳になりました。
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5月は走馬灯のように いろんな出来事が渦巻いて過ぎ去っていきます。
何年たっても 気持ちの整理はできなく、心の傷は残ります。

息子は引きこもりだと思っていましたでも、今いろんな事件などがあると
比較するのは不謹慎ですが 凄く前向きな引きこもりでした。
高校でつまずき、学校に行けなくなり、通信制高校で単位を取り3年で高校を卒業しました。

卒業後は進学しましたが バイトもして、地域のグループで演劇もしていました。
3年間の引きこもり生活がずっと、コンプレックスだったのでしょうか?

何の前触れもなく人生を終わりにしました。

暴力もまったく振るったことはなく、穏やかな青年でした。

誰も傷つけることなく逝ってしまったように思われますが  
家族、友人、職場の人、仲間、みんなに心の傷という迷惑を掛けました。

私は親として、お世話になった皆さんを訪ねては謝りました。
どおして?を知りたかったのですが 誰もわかりませんでした。
コンプレックスから立ち直るのは難しいのでしょうか?
生きて、立ち直ってお世話になった皆さんに少しでも役に立ってほしかったです。
生田緑地.jpg岡本太郎.jpg
ところで、
生きていれば、悲しみもあり、楽しいことも有ります。
楽しいことを夢見て、前向きに過ごしていきましょう。
私の親友は実に前向きな人で、嫌なこともすべて忘れられ、楽しい気分にさせてくれます。

御朱印集めも彼女の提案で始めました。
お参りに行ける時だけで、無理はしないで気長にやっています。豪徳寺.jpg

世田谷区にある、豪徳寺というお寺に行きました。
ここは招き猫の寺として有名で、井伊直孝、井伊直弼をはじめ井伊家の菩提寺でもあります。
滋賀県の彦根の2代藩主、井伊直孝が鷹狩りに来た折、一匹の白猫が現れ、
手招きをしたところ豪徳寺にまねかれ、雷雨から免れたという話があります。
豪徳寺の招き猫は白猫です。

彦根の殿様はたいそう白猫を大事にしたそうで、彦根の良いにゃんこ
ひこにゃんも この白猫です。

かつて、お土産に買ってきてもらった ひこにゃんを
是非ともこの彦根の殿様に合わせようと思い、バッグに下げてまいりました。
いい年をしてなんだと思いましたが。
厳かで静かな井伊家の菩提、当主の井伊直孝の墓前にくると、
バッグにつけていたあの ひこにゃんが
ぼろっと落ちました。
あっ!
偶然ですが、鎖が取れて落ちました
まるで殿様!って言っているようでした。

でも、さわやか気持ちで晴れ晴れした感じがしました。
私の心も曇りが取れて晴れた気がしました。
とても立派なお寺で想像とは違いもっともっと、素敵でした。
気持ちも晴れ、楽しかった一日です。ありがとうです。


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